設計業務の流れについて

機械設計と言っても、この職種についていない人には、具体的にどんな業務内容なのかピンとこないと思います。

ただCADに向かってマウスとキーボードを操作しているイメージかも知れない。あながち外れではないが・・・

色々な機械設計があるので、管理人タコーの会社の流れを説明します。

タコーの会社は、いわゆる一品物と業界で呼ばれている、構想から始まり機械設計、電気設計、加工、組立、デバグ、搬入据付、試運転、操作説明までを一台一台製作する会社です。

服に例えれば、オートクチュール(特注品)、プレタポルテ(既製品)って聞いた事があると思いますが、完全にオートクチュールで一般市販はしていません。お客様の要望を聞き入れてデザインし、体型測定して、仮縫いし、本縫いまでするアレです。ですので世界に一台しかない装置を製作しています。

専用機の場合の機械設計の流れは、

【@ 装置引合い打合せ】
【A 構想設計&電気設計と打合せ&見積り作成、提出】

 ↓ 受注

【B 組立図設計】
【C 組立図提出&説明打合せ(客先、(電気設計、組立))&承認】
【D 部品図製図】
【E 図面リスト作成&購入品リスト作成】
【F 出図コピー】

 ↓ 製造にて、加工、購入品手配、組立

【G 社内不具合発覚部分の図面修正や変更】
【H 完成した装置の動作確認】
 
 ↓ お客様の装置立会い確認

【I お客様立会い指摘項目部分の図面修正や変更】

 ↓ 搬入、据付

【J 取扱い説明書作成】

と、こんな感じになります。

設計時に使う道具としては主に、スケッチブック、関数電卓、CAD、エクセル、ワードを使います。後ろの3ヶはパソコンですね。
後は、力学計算、モータ選定、空気消費量などを計算する時に、手計算では時間が掛かりますので専用のソフトを使う時もあります。
おっと、忘れていました。電話も良く使います。問合せしたりとか問合せがあったりだとか・・・

☆教育者の方へ☆

まずは、100円のノートで充分ですので必ずノートを持たせて下さい。
そして貴社の設計業務の流れ(フロー)を書いて、教えてあげて下さい。
いいですか、書く!ですよ。ワードやエクセルで作成した物を渡してははダメです。私はその都度A4裏紙になぐり書きです。人数が多ければ白板(黒板)でいいです。
なぐり書きの裏紙をノートに清書させます。そうです!書いて覚えさすのです。設計の基本は紙に書くことです。
  
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タグ:設計 教育
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